今日のニュース 「共産党は暴力革命方針」の政府見解

02021/09/16

・「共産党は暴力革命方針」の政府見解、枝野内閣で変更も

立憲民主党代表の枝野幸男さんが記者会見での質問に対して、今、共産党が暴力革命を目指しているとは全く思っていないと答えたと。今現在の話だけするなら、ぶっちゃけ日本共産党が暴力革命を願っているとはたしかに思えないな。

そもそもなんでこんなに大事になっちゃったかな〜と思ってしまう。簡単にまとめると以下の流れ? 感想も言ってく。

八代弁護士がひるおびで「共産党は暴力革命を要綱として廃止してない」みたいな発言をする。綺麗事で釣る共産党がそんなこと言ってるはずないと綱領見たら、この発言は明らかな誤りだった。

日本共産党は60年以上公安に監視されても何も出ていないことを根拠に潔白を主張。これはこれで、おかしいと思いまーす。監視される契機として、一派閥が武力闘争路線を一度選んでいる事実が過去にあったわけで、解党して再出発することはいつでもできたのに団体名を変えずに伝統を魅力の一つとして保持する以上は、改心したと言われても完全に連続性のある政党であることは間違いない。まあ破壊活動防止法って52年くらいなので、日本史選択としては資本主義陣営アメリカ主導のレッドパージの流れでできてる都合のいいものって印象もあるけどね。

後日ひるおびで、アナウンサーさんが謝罪。八代弁護士本人は「破防法監視対象という閣議決定に基づいたものだった」と釈明。僕は、これ自体は事実、でも本人が発言自体の誤りを訂正謝罪しなかったのはおかしいと感じた。そういう意味では、八代弁護士が反共デマを流したって言われても仕方ないんじゃないの。

この直後、ネット上ではデマとか反共イデオロギーの話が出てきた。この時僕が思ってしまったのは、共産主義を反資本主義と捉えると、反共って資本主義の駒たる我々としてはごく平凡な姿勢だよなということ……。ただ、社会の成員にはあらゆる選択肢を選択肢として考慮する自由と責任があると考えてて、共産主義体制=無根拠にノー! は思考停止でイヤだなというのが僕の立場。そこには常に理由があるべき。僕にはあるぞ実際の所資産家側と労働者側という図式が管理側とその他というもっと歴然とした選民的な格差を生まないと運営できないであろうという予測が。

内閣官房長官加藤勝信さんが記者会見で「日本共産党の暴力革命方針見解に変更なし」と発言。個人的にはそれが何、という感じだったけど、共産党支持者の人にはこれを客観的事実とするのは権威主義と怒っている人もいた。

キューピーが今回の件でひるおびのスポンサー降りることを検討したらしい。そういうスポンサーがいてもいいと思うし八代弁護士の発言に賛同しているような人達は頑なな割に数が少ないのかなぜか不買運動みたいな不毛なことはしないからキューピー的に特にダメージないと思う。共産党支持者の人には不買やろうみたいな人もなぜかいるのでキューピーの売り上げ増えたりしたらおもしろいね。

その後に今日の枝野さんの発言かな。野党共闘はしたいのだろうから、このくらい言った方が戦略上いいんじゃないかな。いつだったか、蓮舫さんがもし政権取ったら集団的自衛権やめるみたいなこと言ってたはずだけど、最近の立憲民主の公約には見られないね。不正の追及がメインって印象を受けた。まあこういう所、野党としての役割であって政権与党の選択肢としては立憲民主党は終わってるなあと僕は思う。


長いな。政治の話になったら右左問わず悪口言いまくれる自分、嫌な人間ですね〜。